またも悲運の登板となった。中日・根尾昂投手(23)が9月30日の巨人戦(東京ドーム)に今季2度目の先発登板を果たし、6回5安打1失点と粘投を見せたが、打線の援護に恵まれず、プロ初勝利はお預けとなった。
立ち上がりから制球に苦しみ、この日は5四球と荒れながらも、許したのは2回一死二、三塁で吉川の適時内野安打による1点のみ。G打線相手に力強いボールを投げ込み、3、5回は三者凡退に仕留めた。再三のピンチも2併殺などで切り抜け、粘りの投球を発揮した。
今季初登板初先発となった前回(同月18日)の広島戦(バンテリン)では6回2/3を投げて自責点0で勝利投手の権利を持ちながら降板。その後、中継ぎ陣が打ち込まれて4失点を喫し、プロ初勝利は〝幻〟となっていた。
それでも根尾が先発した2試合はチームは2戦2勝としており、「負けない男」ぶりを発揮。とはいえ、根尾にとっては「勝ちたかったんで。次に向けて反省して同じ失敗を繰り返さないように。投げるのもそうだが、今日も打席で簡単(2打数0安打2三振)に終わっている。より勝つ確率を上げられるようにしたい」と反省の弁ばかりが口から出た。
2試合連続でプロ初勝利を逃した根尾は「粘りきれなかったのが反省。点を取られたのも四球からだった。もう1つ課題は残る」と自身だけを責め続けるが、9回に石橋の決勝2号ソロが飛び出して2―1と逆転勝ちを収めただけに「最後はチームとして勝ったので。(自分の)今シーズンはこれで終わりますけど、しっかり反省して、オフに課題を持って取り組んでいきたい」と来季へ向け、さらなるレベルアップを誓った。













