競泳女子の今井月(23=バローHD)が、開催中のアジア大会(中国・杭州)で己の実力を証明するつもりだ。
7月の世界選手権(福岡)では、日本の〝お家芸〟である200メートル平泳ぎで無念の準決勝敗退。2017年大会以来、6年ぶりの大舞台となった一戦は「自分が思うような結果が出せなかったので、どこか心の底から楽しめていないところがあった。やっぱり国際大会で戦えないと面白くないと思った」と不完全燃焼に終わった。
16年リオデジャネイロ五輪、17年世界選手権は200メートル個人メドレーで出場。その後は苦しい時期を過ごしたものの、直近は「圧倒的に好き」と話す平泳ぎに専念する中で再び世界への扉を切り開いた。「次に世界に行くならこの種目しかないって思っていて、そこは迷いなくやってきた。平泳ぎと向き合って良かった」
完全復活へ突き進む中、来年のパリ五輪へ向けて、今大会は重要な一戦だ。「アジアの大会ではあるが、国際大会であることに変わりはない。自分を見失わずに、自信持って臨めていけたら。世界選手権は自分に期待しすぎていた部分もあったので、良い意味で自分に期待しすぎずに、平常心で泳ぎたい」と力を込めた。
福岡の地で味わった敗戦から約2か月。「負けられない戦いになる。自己ベストで金メダルを取りたい」。リベンジに燃える今井の目には、誰よりも熱い闘争心が宿っている。










