エンゼルスの大谷翔平投手(29)はキング争いを逃げ切ることはできるのか。現在、44本塁打の大谷を6本差でロベルト(ホワイトソックス)、8本差でガルシア(レンジャーズ)、9本差でジャッジ(ヤンキース)が追っている。
折しも、エンゼルスは25日(日本時間26日)から本拠地にレンジャーズを迎えての3連戦。ガルシアが何本積み重ねるのか注目される。かつての日本球界では「四球攻め」でタイトルの行方が決まるというあしき慣習を繰り返してファンをしらけさせたことがあった。メジャーでは聞いたことがないが、エンゼルスは勝負するのか、それとも…。番記者に聞いた。
ロサンゼルス・タイムズ紙のサラ・バレンズエラ記者は「そのあたりは個々の見解によるのでは。実際にそうすることが良いことか悪いことか自分には判断しかねる。監督の采配次第だと思う」と回答。想定外の質問だったようだ。
オレンジカウンティー・レジスター紙のジェフ・フレッチャー記者は「チームが優先であって、個々の記録を優先すれば角が立つだろう」と否定すると「あとは残りの試合数で8本塁打は現実的でないから、心配する必要がないさ」と続けた。
ネビン監督は「彼らには残り7試合…どうだろう。記録がかかっていようとかかっていまいと、ホームランは打たれない対策をする。うちのチームの選手に本塁打王になってほしいか、と聞かれたらもちろんイエス。そのためには試合に勝つこと、そしてボールを場外に出さない最善の努力をするのみ」と語った。正々堂々勝負するということだ。
“1、2本差だったら考えは変わるのか”と聞くと指揮官はこう返答した。「誠実性にも関わってくる質問だし、実際にその状況になっていないから正直難しいけど、最終的には1本も本塁打を打たれないで試合に勝つことが何よりも優先」
ガルシアとの勝負を避けることは大谷も望まないだろう。むしろ、来季以降、ライバルを圧倒して本塁打王を取ると思っているかもしれない。
ちなみに、大谷はこの日からチーム合流が噂されていたが、その姿はクラブハウスになし。ネビン監督は「今はまだ術後の自宅療養中。(手術からのリカバリーは)時間がかかるけど、彼はチームメートといたいとはっきり意思表示しているし、今週末にはここに来る予定だ」と明かした。











