【米国マサチューセッツ州ボストン9日(日本時間10日)発】レッドソックスの吉田正尚外野手(30)は雨天により1時間32分遅れで試合開始となったオリオールズ戦に「5番・左翼」で先発し、6打数3安打2得点で打率は2割9分3厘になった。

 レッドソックスは23安打を放つも12―13で敗れ4連敗。なお、オリオールズの藤浪晋太郎投手(29)は1点リードの5回一死一、二塁のピンチから3番手としてマウンドに上がり、1回2/3を投げ無安打無失点1三振で今季7勝目(8敗)、移籍後2勝目を挙げた。

 吉田は初回の第1打席、オリオールズの先発右腕フラーティに対し2―2からの6球目、80マイルの低めのカーブをバットを折りながらもゴロで一、二塁間を破る右前打で出塁する。3回の第2打席は3―2からの7球目、内角低めの86マイルのカッターを右前へライナーで運ぶ。

 そして4回の第3打席は1点差に迫った直後、二死三塁という同点のチャンスで迎える。吉田は2番手左腕ぺレスに対し、外野スタンドから始まった「ヨシダ」の大合唱をバックにしていたが2―1からの4球目、83マイルの外角スライダーを打ち損じてしまい力のない投ゴロに倒れた。

 7回の第4打席は4番手右腕ウェブに対し1―1からの3球目、甘く入ってきた94マイルのストレートをライナーで弾き返す左前打で出塁。その後、この日5安打を放つ7番アブレイユの二塁打で生還し、引き離そうとするオリオールズに食い下がる。

 8回、先頭で迎えた第5打席は二ゴロに打ち取られるが、4点ビハインドの最終回、一死満塁でこの日6度目の打席へ入ると、再びヨシダコールが起こる。吉田は7番手右腕カノに対し左翼ポール際へあわやというライナー性のファウルも放つが2―2からの5球目、外角に大きく外れていく92マイルのチェンジアップにバットが止まらず、ボテボテの投ゴロで本塁フォースアウト。レッドソックスはその後、ストーリーの2点適時打などで3点を返すが、あと1点が届かず試合終了に。

 吉田は試合後「(安打を)3本打ったが、6打席もあったし勝負どころでいい結果が出なかった」と話し、「結果、凡打になっているのは見逃せばボール球。もう少しカウントをうまく作っていければいい確率になっていくのかな。まだまだ課題はたくさんある」と前を向いた。