女子プロレス「スターダム」のスターライト・キッドが〝復讐の虎〟へと変貌を遂げる。

 開催中のシングルの祭典「5★STAR GP」は後半戦に突入。今夏のテーマに「最強」を掲げていた黒虎だが、3日のレッドスターズ公式戦(広島)ではワールド王者・中野たむに惨敗。2勝4敗(1不戦勝)の勝ち点4で脱落が決まった状態で、9日の後楽園大会では葉月と対戦した。

 入場前のバックステージで葉月を襲撃したキッドは客席で大暴れ。リングに戻ると、左脚に集中攻撃を浴びせ勝負に出る。その後もしつこく黒虎脚殺(変型ストレッチマフラー)で締め上げ、得意のムーンサルトプレスを炸裂。終盤まで善戦したものの、葉・月ストラル(ラ・マヒストラル)で3カウントを献上した。

 試合後、悔しげな表情を浮かべたキッドは「私は(試合前の時点で)脱落してしまってたのよ。八つ当たりってやつ? 今の私にできることは、(優勝の)確率が残っているヤツの点数を止めにいくこと」と吐き捨てた。

 残る公式戦は朱里(24日、三条)と最終戦(30日、横浜)のIWGP女子王者・岩谷麻優戦のみ。キッドは「岩谷とのシングルは3年連続最終戦っていうところに意味がある。点数とか関係なしに、私が今年こそは岩谷麻優を倒すだけ」ときっぱり。最後の最後に意地を見せられるか。