ボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者・中谷潤人(25=M・T)が、長年指導する村野健会長を驚かせる成長を遂げている。
中谷は同級6位アルヒ・コルテス(メキシコ)との防衛戦(18日、東京・有明アリーナ)へ向け、恒例となっている米国合宿を8月に敢行し、4日に帰国した。村野会長は、200回を超えるスパーリングを行った合宿を振り返り、「長いラウンドだったり、ハードで密度の濃い練習をして、いろんなタイプに対応できる状態になった。帰国した翌日から、もう体も動いているし、コンディションも良い。体重の方もうまくコントロールしてくれるだろう」と好仕上がりを強調した。
16歳で同ジムに入門した中谷について「防衛を重ねたり、階級を上げたりするごとに、力強さや冷静さなど、いろんなものが肉付けされてきた。世界王者として成熟してきている」。それは試合運びにも見て取れるという。「メンタル的にも、プロのボクサーとして安定して戦うことができている。今は落ち着いて、彼の試合は見ることができる」と進化に目を細めた。
対戦相手のコルテスについては、「動画で見て、打たれたら必ず打ち返す、とても手ごわい相手だと思う」。それでも、「今回の合宿だけでなく、いろいろな経験も踏まえて、しっかり攻略してくれる」と必勝を確信している。











