ボクシングイベント「3150ファイト vol.7」(10月7日、東京・大田区総合体育館)の会見が6日に都内で行われ、重岡優大(26)、銀次朗(23=ともにワタナベ)兄弟がダブル世界王座統一戦に臨むことを発表した。
WBC世界ミニマム級暫定王者の兄・優大は、同級正規王者のパンヤ・プラダブスリ(タイ)と対戦する。パンヤには当初、4月に挑戦する予定だった。しかし王者のインフルエンザの感染で世界戦はキャンセルとなり、代わって行われた試合に優大が勝って暫定王座を獲得。その後、パンヤは6月に田中教仁(三迫)と防衛戦を行い、勝利した。
ようやく実現した統一戦に優大は「過去はどうでも良くて、これから俺たちが戦うだけ。どっちが正規の王者かリングの上で決めたい」と晴れ晴れとした表情を浮かべる。試合に向けて「KOします。KOへのこだわりは持っているので」と快勝を宣言。その上で「僕からしたらリスペクトを持って倒すんですけど、これからさらに強くなるための通過点だとも思っています。暫定王者というのに一番スッキリしていないのは僕ですし。チャレンジャーのつもりで、大舞台でも楽しくやれたらいいと思います」と力強く話した。
一方、弟の銀次朗は正規王者ダニエル・バラダレス(メキシコ)との団体内王座決定戦に臨む。バラダレスとは1月にも対戦したものの、偶然のバッティングでダメージを受けたとアピールされてまさかの無効試合になった。その後、銀次朗は、優大と同日の世界戦を制して暫定王者となり、一度は8月に再戦が決定。しかし銀次朗のケガで延期となっていた。
会見で銀次朗は「ケガはもう治りました。ランニングも軽く始めていて体調もいい」と全快を強調。ケガしてからも負傷した脚に負担がかからないようにフィジカルの強化などを行っていたといい、「10月は文句なしの勝ち方でやってやりたい。4月と違った進化したスタイルが見せられるのではないか。クリーンな試合ができればと思います」と意気込む。兄に続いてKO勝ちを宣言すると「落ち着いては戦うんですけど、倒すパンチで打とうと思っているので、タイミングがあれば1ラウンドでも2ラウンドでも倒します。冷静に考えて自分で判断しようかと思います」と拳を握った。
4月16日に史上初めて兄弟で同日に同階級の世界王座を奪取する快挙を達成。再び同じ日に歓喜の瞬間を迎えることはできるだろうか。











