ノア3日の大阪大会で約8年ぶりの古巣マット参戦を果たしたザック・セイバーJr.(36)が、同団体の若きエース・清宮海斗(27)と新日本プロレスから武者修行中の大岩陵平(24)に〝苦言〟を呈した。

 若手時代に留学したノアマットに2015年11月以来となる登場を果たしたザックは、師匠の小川良成と「日英テクニシャンタッグ」を再結成。清宮&大岩の新タッグと激突した。

 初対決となった清宮を関節技地獄に引きずり込むなど、世界最高峰のテクニシャンとして本領を発揮。小川との巧みな連係で腕攻めを展開するなど、観衆を魅了した。最後は小川が清宮の変型シャイニングウィザードに沈められたが、古巣のリングで成長した姿を披露してみせた。

清宮海斗(上)とも本格的な攻防を見せたザック
清宮海斗(上)とも本格的な攻防を見せたザック

 実に約8年ぶりの凱旋にザックは「本当に良かった。楽しかった。小川さんは56歳なのに本当に信じられないくらい素晴らしい動きをしているし、隣に立って改めてやっぱりすごいなと感じたよ」と満足げな表情。

 一方で清宮に対しては「今日対戦して、彼が未来なんだということが本当によく分かったよ」と潜在能力を認めつつも「でも、テクニックとしてはまだまだだなと思っている」と厳しい評価も忘れなかった。

 さらに大岩に対しては「今日はちょっとガッカリした。彼にとってチャンスなのに、このような試合になってしまった。大岩はチャンスをつかんだから、もっともっと頑張らなくちゃいけない。本当に頑張ってくれ」と物足りなさを指摘。「2人に対して言いたいのは、周りからすごいチャンスを与えられている状況にあるのかもしれないけど、そこにうぬぼれがあるのかもしれない。2人ともに言えることだけど、今まで僕が教えてもらってきたことを、同じように今度は僕が教えていかなくちゃいけないのかなと思っている」と、清宮と大岩に課題を突きつけ、さらなる成長を促した。