阪神・石井大智投手が2日のヤクルト戦(神宮)の8回一死二、三塁の場面から5番手として救援登板。鉄火場のマウンドを何とかリードを守ったまま切り抜け、今季15個目となるホールドをマークした。

 4番手・岩貞が四球などで崩れ背負ってしまったピンチを、またも〝消火〟した。内山に左前適時打、山田に右犠飛を許し、6―5の1点差に詰め寄られたが、最後は一打同点の二死一、二塁で対峙した浜田を内角低めへの直球で見逃し三振に仕留め、窮地を脱出。普段マウンド上で感情を出さない右腕も、小さくガッツポーズを決め、自軍ベンチへ引き揚げた。

 石井はこれで移動日を挟んで6戦連続の登板。シーズン最終盤の勝負所で〝馬車馬〟のように腕を振りチームのピンチを再三救っている。この日も自責点は0。34試合登板で防御率0・86と出色の数字をマークしている。

 試合後の岡田監督も「先攻やから1点でもリードしていければな。(2失点は)しゃあない。厳しいところばっかりいってるわけやから」と石井の粘り強い投球を評価していた。