知人女性への強制性交の疑いで書類送検されていた西武・山川穂高内野手(31)に対し、東京地検は嫌疑不十分で不起訴処分とした。

 今後は民事訴訟の可能性もあるため、これで一件落着とはいかない。球団は現在、事実関係を確認中で、親会社の西武ホールディングスと連携を取りながら慎重に山川への処分とその発表時期を模索、決定していくことになる。

 三軍で練習を行っている山川からもいまだ肉声は出されていない。

 5月11日の文春報道でこの騒動が明るみに出て、翌12日に山川は一軍選手登録を抹消された。以後、3か月以上も三軍で〝幽閉状態〟となっている主砲に対しては、当初から「〝謹慎〟に入る前に一度、謝罪会見のようなものを開いておけば、ここまでのバッシングを受けることはなかったのでは」という声が球団周囲にはあった。

 女性側の証言だけで作られた文春記事と自宅前駐車場での直撃にしゃべり過ぎる本人の一問一答記事が、山川をより難しい状況に追いやった可能性はある。

 もちろん、会見を開いて墓穴を掘ってしまっていた可能性もあっただろうが、大事なシーズンのほとんどを、ただ三軍で練習に明け暮れるだけという時間を予見できていれば…。騒動の初動で球団が会見を開く、という選択肢はあったのかもしれない。