〝最強守護神〟の2年連続タイトルなるか――。中日は30日のヤクルト戦(バンテリン)に3―2で勝利。1点リードの9回に登板したマルティネスは3人をピシャリと抑え、トップのヤクルト・田口(29セーブ)に迫る28セーブを記録した。

「神様のおかげで今日は3人で抑えられてよかったです」というマルティネスは、今季41回を投げて自責点はわずか1。防御率0・22とストッパーとしてほぼ完璧な働きを見せている。来日7年目右腕は今や中日が誇る最大のストロングポイントに成長した。

 しかもマルティネスはチーム内に好影響を与える存在となっている。「(マルティネスは)毎日しっかりと練習するんです。(バンテリンドームでは)試合に投げても投げなくてもゲーム後にウエートトレーニングを必ず行う。あれだけの能力があって毎日きちんと練習するし、汗をかいて走っているのは素晴らしいです」とチーム関係者も絶賛。他の選手にとってもいいお手本となっている。

「(来日当初は他の選手に)あまり話しかけられなかったけれど、今はカタコトの日本語で話しかけたり、アップのときにレッツゴーという感じで盛り上げたりしている。みんなに好かれているし、本当に素晴らしい選手です」(チーム関係者)というだけにチーム内の誰もが2年連続でのセーブ王のタイトル獲得を応援している。

 中日は今月2度目の3連勝で5位・ヤクルトに2・5ゲーム差と接近。どれだけセーブシチュエーションの場面でマルティネスにつなげるかが、最下位脱出のカギとなりそうだ。