大阪府の吉村洋文知事が24日、都内で開催された全国知事会議に出席。東京電力福島第1原発の処理水が海洋放出されたことを受けて、知事らに提案をした。
この日の知事会議では新たな会長に宮城県の村井嘉浩知事を選任することを正式に決めた。しかし、話題はこれだけではなかった。挙手して発言を求めた吉村氏は処理水の海洋放出を受けて持論を展開した。
吉村氏は「科学的な安全基準は満たしている。一方で社会の安心を守っていかないといけない。風評被害を防がないといけない。福島、宮城だけの問題ではなく日本全体の問題だ。知事会としてできることを率先してやるべき」と訴えた。
やるべきこととして、47都道府県にある庁舎の食堂で福島県産の魚介類を食材として一定期間使用することなどを提案。また、「その食材を知事が率先して食していく。さまざまな物産展とかイベントが行われると思うが、継続的、恒常的にやっていく必要がある。知事会でも意見を集約して取りまとめていただきたい。大阪では率先して実行していきたい」と発信した。
この提案はどう受け止められたのか。青森県の宮下宗一郎知事は「私自身も同調しております。青森県でも取り組めるよう頑張っていきたい」と賛同。新会長となる村井氏も「宮城県も隣の県で影響が出るので宮城県産の水産物をこぞって食べることをしますが、合わせて福島の水産物を県の食堂で使わせてもらい、私自身が食することをしたい」と賛成の意思を示した。
吉村氏の提案は今後の知事会の議論で具体化される見込みだ。












