女子プロレス「LLPW―X」の井上貴子(53)が、自身の35周年記念イベント(11月21日、東京ドームシティホール)の開催を発表した。

 23日に都内の道場で開かれた会見に代表の神取忍と共に出席。30周年記念大会では「私が主役の大きい大会はもうやらない」と断言していた貴子は、今大会開催の経緯について「その後引退すると思っていたのでそういう発言をしたんですけど、コロナもあったりであっという間に35周年が来てしまって。同期の井上京子選手が『35周年記念大会をやる』って言っていたので、やらなきゃいけない空気になりバタバタ決まった」と説明した。

 この日はメインイベントのカードのみ発表され、貴子はかつて全日本女子プロレス(全女)のWWWA世界タッグ王座を共に巻いていた盟友・井上京子、マーベラスの桃野美桜と組み、神取、全女時代の先輩・アジャコング、ウナギ・サヤカ組と対戦する。

 自身とゆかりのある選手との競演に心躍らせる貴子は「本当は全女の時に一緒にやってきた人で固めたかったけど、現役の人もそんなにいないし(笑い)。でも神取さんとアジャさんのタッグも見たいから楽しみです。満足しています」と笑顔を見せた。

 最後に今大会への意気込みを問われると「若い時からずっと(試合することが)怖いなっていう気持ちがある。その度に勇気を出してやってきたけど、年齢を重ねていくと勇気ってなかなか出せない。なので今回勇気を振り絞って一生懸命頑張ります」と拳を握った。