新日本プロレスのベテラン・小島聡(52)が、危機感を募らせている。
昨年はノアマットに「史上最大のX」として登場し、GHCヘビー級王座を奪取。史上4人目となる新日本、全日本、ノア3団体最高峰王座戴冠の「グランドスラム」を達成した。
今年も「X」として古巣・全日本プロレス春の祭典「チャンピオン・カーニバル」に参戦したが、3勝3敗でブロック敗退に終わった。現3冠ヘビー級&世界タッグ王者の青柳優馬からは当時、「いまさら『X』で発表するほどの人間ではない。最近の小島さんはくすぶっているように見える。居場所がないと言われても仕方ないよねって言いたくなる」と辛らつな言葉を送られていた。
小島は現状について「衰えを痛感しながら、今は生きている。なかなか出番が減っていく中、そういうところと葛藤しながらプロレスをやっている」と認める。だが、このまま自身を取り巻く環境に身をゆだねるつもりはない。
「だからこそ、必死に居場所をつくっている。他の団体が声をかけてくれて、きっかけをつくってくれて。自分が必死に頑張れば、どこかで誰かが見てくれているんだなと、ここ1、2年で改めて感じることができた」と言葉に力を込めた。
居場所をつくるためにも絶好の舞台がある。初出場となる全日本「王道トーナメント」(19日、後楽園で開幕)だ。優勝者は3冠王座への挑戦が恒例で、くしくも王者は4か月前に批判の矛先を向けてきた優馬だ。
小島は「トーナメントで一回でも多く勝つこと。その先にあるのはもちろん優勝。優勝した暁には3冠チャンピオンに挑戦して、3冠ヘビー級王座を取って、また黄金期を迎えられれば」。ベテランがトーナメントをかき回す。












