新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」覇者の内藤哲也(41)が14日、一夜明け会見を行った。

 内藤は13日両国国技館大会で行われた優勝決定戦で、史上初の3連覇を狙ったオカダ・カズチカを撃破。6年ぶり3度目のG1制覇を果たした。

 前日は「27時間くらい寝たい」などとのたまっていた内藤は、一夜明け会見が15時から行われたことに「体の節々はもちろん…でも一番ダメージがあるのは睡眠不足ですかね。土日の両国大会、そして一夜明け会見と、3日連続で早起きさせられ寝不足マックスですよ」といきなり悪態。それでも。「歓声ありでの大会で優勝、『デ・ハ・ポン!』の大合唱、めちゃめちゃ気持ちよかったですよ」と充実の表情で振り返った。 

 古傷の右ひざの悪化や、上斜筋麻痺で右目の不安を抱えるなか、今大会にかける思いは強かった。

「ケガのこととこかもありますし、年齢的な部分も考えて、残されたチャンスっていうはそう多くないのかなと俺は自覚しているので。また来年頑張ればいいやって思えるほど、今の俺に時間的余裕はないので。ここで結果を残さないといけないという思いは過去の優勝した時よりも強かったですね」。

 また数々の激闘を展開してきたオカダとG1優勝決定戦の舞台で激突するのも初めてだった。内藤は「同じ部屋で寮生活を過ごしたオカダとG1クライマックス優勝決定戦という舞台で初めて向かい合えたこと、そのオカダに勝利して優勝できたこと。今までの優勝も印象に残ってますけど、それ以上に印象に残るし、すごく価値のある優勝だったのかなと思います」と胸を張った。

 G1覇者には来年1月4日東京ドーム大会でのIWGP世界ヘビー級王座(現王者はSANADA)への挑戦権が与えられるのが通例。昨年覇者のオカダが、保持者に義務付けられていた争奪戦の意義を問いただしたことで「権利証」は事実上廃止されている。内藤は「ということは俺は東京ドームで決定ということでいいんですかね? 俺的には今のところそういうつもりでいますけどね。もう俺は東京ドームのメインイベントに戻れるんだという気持ちでいますけどね」とキッパリ。

 G1制覇後のバックステージでは公式戦で敗れたジェフ・コブから対戦表明されていたが「ただ挑戦権利証ってないんですよね? ということは、たとえジェフ・コブと対戦して俺が5秒で負けても、俺は東京ドームのメイン確定なんでしょ? なんか…その辺、何か考えてほしいですよね。何もかからない試合だったら、俺は5秒で負けても何も悔しくないですよ」と、対戦自体は受諾する意向ながらも争奪戦がなくなったことによって派生する問題点を指摘していた。