新日本プロレス13日の両国国技館大会で、「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」の辻陽太(29)がIWGP・USヘビー級王者のウィル・オスプレイ(30)に挑戦表明した。

 辻はこの日の大会で鷹木信悟、高橋ヒロム、BUSHIと組んでオスプレイ、ジェフ・コブ、グレート―O―カーン、HENARE組と対戦。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンとユナイテッド・エンパイアの8人タッグ戦は一進一退の攻防が続き、勝敗の行方は辻とオスプレイに託される。

 高度な技の読み合いからブレーンバスターボムを決めた辻だったが、ジャンピングニーからオスカッターを浴びて窮地に陥る。それでもヒドゥンブレード(ランニングバックエルボー)にカウンターのジーンブラスター(スピアー)を決めて形勢逆転に成功。そのまま一気に2発目のジーンブラスターをさく裂させ3カウントを奪った。

 US王者から金星を挙げた辻は「練習生になったころから、俺はオスプレイ、お前の試合を見るたびに何だか心がモヤモヤしてたのさ。今日、お前から3カウントを取って、その感情が何なのか気付いた。嫉妬だ」と回顧。真夏の祭典「G1クライマックス」ではAブロックのリーグ戦で敗退したため「分かってる、オスプレイお前は準々決勝、準決勝とハードな戦いをしての今日。それに比べて俺は8月5日でリーグ戦を終えている。明らかに俺の方が有利だ。英国に帰るんだろ? ギデオン・グレイにでも慰めてもらって、勝負の続きはそれからだ」と、ベスト4のオスプレイの実力を認めた上でシングルでの決着戦を要求した。

 オスプレイは12日両国大会の準決勝で内藤哲也に敗れたあと、既存のUSベルトを廃棄し、出身地・英国の国旗が刻まれた〝IWGP・UKベルト〟を誕生させていた。辻は「俺はあのベルトがIWGP・USだろうがUKヘビーだろうがどっちでもいい。俺が欲しいのはお前の首だ。ベルトはその付属品だ」と豪語し、王座挑戦を予告していた。