日本サッカー協会の田嶋幸三会長が、今夏のプレシーズンツアーでフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)が異常な高値でチケットを販売したことに苦言を呈した。
今夏はマンチェスター・シティー(イングランド)やバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)、インテル(イタリア)、セルティック(スコットランド)など名だたるビッグクラブが日本でツアーを開催したが、中でも話題を呼んだのがPSG。数万円から数十万円規模と庶民では手が出せない強気な価格設定を行ったが、長居での試合はスタジアムに空席が目立ち波紋を呼んだ。
対戦したJ1C大阪の元日本代表MF香川真司もPSGの価格設定に苦言を呈するほどで、大きな批判が集まった。
9日に都内で取材に応じた田嶋会長は、高額チケット問題について「難しいところではある」とした上で「安くても子供たちが見に行けるとか、そういうところもつくらなければいけないとはわれわれは指導してきたつもり。ただ、そうやって高くしているところはお客さん入ってなかったと思う。自然に、そういうものが淘汰されてくると思う」と指摘。法外な価格を設定するチームは、ファンやサポーターが見放すというわけだ。
それでも、プレシーズンツアーの盛況ぶりは高く評価。「海外同士(のチーム)がやるのも魅力的だとは思うが、日本のチームがそういうチームとガンガンできたら、サポーターのみなさんにとっても楽しめる機会になっていくんじゃないか。今年はどこのチームが来て、うちのクラブでやるんだとか。そういうふうになってほしい。Jリーグのチームにとってもチャンスだと思う。興行として」と日本で今後もビッグクラブが多くの試合を行うことに期待を寄せた。










