エンゼルスの大谷翔平投手(29)は6日(日本時間7日)に本拠地アナハイムでのマリナーズ戦に「2番・DH」で先発出場し、4打数1安打だった。打率3割6厘。チームは延長10回競り負けてマリナーズとの4連戦4連敗で連敗は6に伸び、ついに借金1。ワイルドカード(WC)圏内まで7ゲーム差となった。
善行も勝利につながらなかった。1点を追う延長10回のエンゼルスの攻撃が始まる前、大谷はダッグアウトの床に散乱した紙コップを足を何度も動かして懸命に1か所に集めようとした。グラウンドに落ちているごみを拾う大谷といえども珍しい光景だった。運を集めようとしたのだろうか…。ただ、レンフローが見逃し三振、ウォラクが浅い左飛、最後の打者クロンが空振り三振に倒れるとエンゼル・スタジアムはタメ息に包まれた。見えていたWC圏内が遠ざかった。
相手先発は新人右腕のミラーだ。1点を先制された直後の初回一死無走者は1ボールからの2球目、内角低めの97・3マイルのフォーシームを105・6マイル(約170キロ)の弾丸ライナーで中前に落とした。続くドゥルーリーの左前打で二塁に進み、4番ムスタカスの左翼への二塁打で同点のホームを踏んだ。ここで2点目、3点目を挙げることができなかったのが結果的に響いた。
3回無死一塁、5回二死無走者は低めのスライダーに2打席連続空振り三振。2―2の8回一死無走者は4番手の右腕トパに外角のチェンジアップで二ゴロに倒れた。
この4連戦、第1戦の8回に40号を放ったものの、それ以外はマリナーズ投手陣が上回った。“四球でもOK”と際どいコースに投げられ、甘いボール、失投はほぼなかった。これでは大谷といえども攻略は難しい。
今後、7日(同8日)からナ・リーグ西地区2位のジャイアンツ、ア・リーグ西地区2位のアストロズ、ア西地区1位のレンジャーズ、ア東地区2位のレイズ、ナ中地区3位のレッズとプレーオフ進出を目指す強いチームとの厳しい戦いが続く。
今季は残り49試合。WC圏内には貯金15が最低ラインだろう。粘ることはできるか――。











