国内女子ゴルフ「北海道meijiカップ」最終日(6日、北海道・札幌国際CC=パー72)、首位から出た元賞金女王の鈴木愛(29=セールスフォース)が5バーディー、ボギーなしの67で回り、通算15アンダーで今季初優勝を果たした。

 2021年の「資生堂レディース」以来、2年ぶりとなるツアー通算18勝目を挙げた鈴木は「ようやくファンの皆さまの前で優勝することができて本当にうれしい」と感慨もひとしお。副賞の「明治製品10年分」については「お菓子はラウンド中の気分転換でチョコを入れるので。ゴルフは糖分も大事。いつも同じだと飽きちゃうので、すごく楽しみ」と笑顔を見せた。

 コロナ禍に揺れた過去2、3年はゴルフが嫌になった時期もある。「ギャラリーの声援も自分の中では大きい部分だったので。いいパット、いいショットをしても声援がもらえないのはキツかった。自分のやる気もなくなったというか、誰も応援してくれない感じがつらくて気持ちも落ちていた」と振り返る。

 今大会は声援を力に変えて勝利をたぐり寄せ「バーディーパットが決まった時に『愛ちゃん、ナイスバーディー』と言ってくれるのは、すごくうれしくて笑顔になる。こんなに応援してくれる人がいるなら、もっと頑張るという気持ちになる。ようやく優勝する姿を見せられてホッとしています」とファンへの感謝の思いを口にした。

 この日は桑木志帆(20=岡山御津CC)や川崎春花(20=村田製作所)ら20代の若手と優勝を争った。年齢的には中堅に差しかかる鈴木は「最近は回復力が遅いなと感じる。自分の経験値や優勝数は若い選手に負けないと思うので、威厳を見せられるように頑張りたい」と〝復権〟へ意気込んだ。