ラグビー日本代表SOの松田力也(29=埼玉)が、ライバルとのポジション争いに闘志を燃やしている。

 世界ランキング12位の日本代表は、5日の「リポビタンDチャレンジカップ」(秩父宮)で同10位のフィジー代表と対戦するが、松田は、司令塔のSOで先発予定。7月29日のトンガ代表とのテストマッチ(花園)では、李承信(22=兵庫)が先発出場した。ほかの試合では小倉順平(31=横浜)も起用されるなど、SOのポジション争いが激化している。

 松田は、4日の前日練習後、10番へのこだわりについて「自分の目標としているところ。与えられたポジションで、自分のラグビーをするだけ。勝利に貢献するために、自分の役割をまっとうしたい」と表情を引き締めた。

 19年のW杯日本大会では、SOとCTBでの途中出場のみ。本職での先発確保への思いは強い。「練習でも自分から声を出してまわりをリードしているし、試合でも(首脳陣から)そこを見られている。李承信と違うところは、周りとコミュニケーションを取って、チームを動かしてコントロールできるところ。自分の強みだと思っているので、次の試合でもしっかりアピールしたい」。ライバルを名指しで挙げたほどだ。

 フィジー戦へ向けては「日本のラグビーをするために、ミスを恐れずに攻めていく。だけど、3点を取るところは取りにいくし、状況判断ができればどのチームにも通用する自信はある」と意気込んだ。