競泳女子の今井月(22=バローHD)は、世界の舞台で大きな学びを得た。

 6年ぶりの出場となった7月の世界選手権は、200メートル平泳ぎで準決勝敗退。大会後に急性胃腸炎を発症するほどの重圧を背負った中でのレースだったが「今までにないぐらいの歓声を受けながら入場した。コロナ禍もあったし、こんなにいろんな人の前で泳げることはなかなかないと思うので、すごく幸せな瞬間だった。すごい大歓声の中で入場することができて、本当にうれしかった」と感謝の言葉を述べた。

 日本にとって平泳ぎは〝お家芸〟と言われる種目。しかし、男女そろってメダルなしという悔しい結果に終わった。「最近は特に日本で勝つことをイメージしながらずっと練習していたが、世界水泳に出て、世界で勝つイメージを練習でできていなかったから、なかなかレースで思うように泳げなかった部分があった」と猛省。その上で「これからはしっかり世界で戦うレースというのをイメージしながら練習できたら」とリベンジを誓った。

 2日には都内で行われたデサント社「アリーナ」の競泳用トップモデルスイムウェア発表会に出席。新たな武器を手にした今井は「すごく履いていて心地よい。『これを着れば大丈夫なんだな』とモチベーションが上がる」とにっこり。来年のパリ五輪に向けて、今回の経験を次に生かす。