立浪竜が今オフはさらなる超積極補強に乗り出しそうだ。31日にトレードや新外国人など新戦力が獲得できる期限を迎えるが、中日では早くも今オフの動向が注目されている。

 立浪監督は就任1年目だった昨季は、シーズン中に石岡とのトレードでオリックスから後藤、昨オフは京田と阿部を放出し、DeNAから砂田、楽天から涌井をそれぞれ獲得。今季中も郡司と山本を放出し、日本ハムから宇佐見と斎藤を2対2、高松の代わりに西武から川越を1対1のトレードで補強した。

 新外国人も5月はメヒア、7月にはフェリスの両投手も補強するなど指揮官は常に攻めの姿勢で動いている。チーム関係者は「ここまで涌井と砂田は少し苦しんでいるが、まだまだ巻き返しは十分できる。宇佐見と斎藤はともに抜群の成績を残しているし、立浪監督の選手を見る眼力はすごいものがある」と最敬礼した上で「年々、トレードを含めた戦力補強を次々と敢行しているし、今オフにはもっと活発化するのは間違いないと思う。1、2年目の若手はともかく、中堅以降のレギュラークラスだってごっそり血の入れ替えを断行してもおかしくない。選手たちにとっては戦々恐々だろう」と指摘する。

 中日は30日の巨人戦(東京ドーム)に0―4と今季16度目の零封負けを喫し、4連敗。借金は今季ワーストを更新する20まで膨らみ、最下位にあえいでいる。就任3年目となる来季も含めて戦力を整備していく立浪監督だけに、ここから今オフに向けて竜ナインは意地を見せるしかない。