キーマンを止められなかった――。3位ソフトバンクは28日の2位ロッテ戦(ペイペイ)に5―8で敗れ、連勝がストップ。先発・東浜が4回途中7失点と崩れ、打線の追い上げも及ばず痛すぎる敗戦となった。
首位オリックスとの敵地2連戦を制して本拠地に戻ってきたゲーム。逆襲ムードをさらに醸成するために大事な3連戦だった。東浜は初回、ボテボテの投手内野安打を皮切りに四球を挟んで6連打を許して大量5失点。2回と3回は打たせて取る投球で立ち直ったようにも見えたが、4回先頭に四球を与えて一死後に安打を許したところで交代を命じられた。
後を受けた2番手・椎野は代わりばなの初球を角中に捉えられ、痛恨の3ランを被弾。いきなりの大量ビハインドで始まったゲーム、近藤の14号2ランなどで反撃したが、流れを引き戻すのは容易ではなかった。
敗戦とともに、カード初戦で相手の絶好調男を勢いづかせたのもダメージが大きかった。24日のロッテ戦(ZOZOマリン)で絶対守護神・オスナがサヨナラ2ランを浴びた角中だ。この日、鷹の追撃ムードを一掃した一発はトラウマになるような今週2度目の痛打となった。
藤本監督は試合後「初球だからね。今、椎野は状態がいい投手だから投げることになるわけだけど、やっぱり〝1球の怖さ〟っていうのは分かったんじゃないかなと思う。あの回をなんとか抑えて、と思ってたんだけどね。2試合続けてロッテ戦、角中にやられてるんだから…。角中の状態がいいというのはミーティングでもやってるんだから、気をつけないといけない1球だったのかなと思う」と心の内を明かすしかなかった。
角中は続く第4打席でも左前打を放って、この日3安打3打点の活躍。結果だけでなく、ボールの待ち方、見送り方も含めて打席での風格が脅威となっている。試合後も鷹陣営からは「本当に状態がいい」「なかなか崩すのが難しい」との声が漏れた。
4ゲーム差に開いた2位ロッテとの上位対決。このまま好き勝手やられるわけにはいかない。反転攻勢の仕切り直し、絶好調男の勢いを食い止めることが先決だ。












