痛すぎる敗戦だ。3位ソフトバンクは28日の2位ロッテ戦(ペイペイ)に5―8で敗れ、連勝が止まった。

 54年ぶりに喫した不名誉な12連敗は、大阪で首位オリックスを連続撃破してストップ。その流れで本拠地に戻ってのカード初戦は、是が非でも取りたいゲームだった。

 山本由伸、宮城大弥の両投手を攻略した連勝の勢いそのままに3連勝を期したが、先発・東浜巨投手が初回に5失点するなど、4回途中7失点で背信KO。反転攻勢が完全にしぼんだ。

 オリックスが最下位に沈む日本ハムを相手に8勝を挙げている好調右腕・山下舜平大を立てながら、打線が振るわず零封負け。それだけに試合後、チーム内からは「余計に落とせなかったゲーム」と、歯がゆさを隠し切れない声が異口同音にこぼれた。首位とは6ゲーム差のまま、2位とは4ゲーム差に拡大。今カードは最低でも勝ち越し、追撃態勢をもう一度立て直したいところだ。

 試合終了後、普段よりも帰途に就くのが遅かった藤本監督。その足取りは確かに重かった。