東京五輪柔道男子60キロ級金メダルの高藤直寿(30=パーク24)が、猛練習の成果を見せる。2015年以来3度目の優勝を狙うワールドマスターズ(8月4日開幕・ハンガリー)に向けたオンライン取材で「投げて勝つことができる柔道を練習してきた。自分の柔道を出し切りたい」と意気込んだ。

 個人戦で5位に終わった5月の世界選手権を「勝ちにこだわったり、もっと無難な試合をすることも必要だったのかな」と振り返り、その世界選手権でのケガの影響で、1か月間は休養に専念したことを明かした。それでも「その後の1か月半くらいは追い込んだ練習ができた。ここ数年で一番、練習をやったんじゃないか」と仕上がりに問題はないことを強調した。

 パリ五輪の代表枠は永山竜樹(27=SBC湘南美容クリニック)との争いとなる。ワールドマスターズでの直接対決も期待されるが、「僕も永山選手も、4年前ほど世界で(実力が)抜けていない状況。直接対決をして代表をはっきり決めてほしいという方も多いと思うので、直接勝って、決めたい」と決着をつける構えだ。