女子プロレス「スターダム」のワールド王者・中野たむに、新たな難敵が現れた。

 23日の東京・大田区総合体育館で開幕したシングルのリーグ戦「5★STAR GP」レッドスターズ公式戦で中野は、上谷沙弥(26)と対戦。だが、試合中に特大プランチャを放った上谷が左ヒジを脱臼し、レフェリーストップにより中野の勝利が告げられた。

 消化不良に終わった中野は沈痛の面持ちでマイクを握り、大会を締めくくろうとしたその時だった。突然、場内が暗転。暗闇の花道を疾走してきたのが180センチの長身を誇るメーガン・ベーンだ。さらにリング上の中野を襲撃したため、上谷の負傷により騒然としたままだった会場は大ブーイングに包まれた。

中野たむ(上)を軽々と担ぐメーガン・ベーン
中野たむ(上)を軽々と担ぐメーガン・ベーン

 するとメーガンとともにリングに登場した林下詩美が「私がアメリカから帰ってくる時についてきた人です。要するに赤いベルト(ワールド王座)に挑戦したいそうです。彼女はとても強い、とにかくヤバイやつです」と説明した。

 状況をのみこむので精いっぱいだった中野は「正体不明の巨人に襲われて、あまりにもパワーがすごくて、今年初めての花火を見ました…」としつつも「あんなパワーでぶん投げられて、中野たむの情念にちょっとブーストがかかっちゃいましたよ」と迎撃態勢を整えた。