女子プロレス「スターダム」の祭典「5★STAR GP」は波乱の幕開けとなった。

 23日の東京・大田区総合体育館のレッドスターズ公式戦で、元ワンダー王者の上谷沙弥(26)はワールド王者の中野たむと対戦。序盤からお互いの意地が交錯する激しい攻防が展開された。

 ヒートアップした2人は場外でもやり合い、中野は入場ゲート上のセットからプランチャを発射。すると上谷も負けていない。リングを囲む照明塔によじ登ると、約5メートルの位置から特大のダイブ。だが、直後に左腕を押さえて悶絶した。

 会場が異様な空気に包まれる中、8分15秒、上谷の「左ヒジ脱臼」によるレフェリーストップで中野の勝利が告げられた。担架で上谷が運ばれる際には、会場から「上谷!」とエールが送られた。

 中野は沈痛な面持ちで「今日の結果は私にとっても悔しい。だから、絶対にまたやろう」と語った。