後半戦〝開幕投手〟の責任を痛感…。中日の高橋宏斗投手(20)が22日の広島戦(マツダ)に先発し、6回を6安打2失点(自責1)と試合をつくったが、今季4勝目をつかむことはできなかった。

 石川昂の一発で1点を先制してもらった直後の2回裏だ。一死から小園に中前打、デビッドソンに四球を与え、味方の失策も絡んで二死二、三塁のピンチを招くと、大盛に逆転の2点適時打を浴びた。

 5回無死三塁で龍空の左犠飛で同点に追いつき、勝ち負けこそつかなかったが、6回までに球数が100球に達し、7回二死一塁で代打・後藤を送られて降板。その裏、2番手・勝野、3番手・斎藤が適時打を浴びて3点を失い、試合が決まってしまった。

 8回まで6安打3失点(自責2)の粘りの投球で6勝目を挙げた相手先発・森下とは対照的となった。試合後、高卒3年目右腕は「真っすぐが思うようなところに行かず、思うような投球できなかった。それに比べて森下さんは本当に打撃に流れを持ち込む投球をしていた。今回は自分が負け投手にならなかっただけ良かった。本当に先発投手としての差が出た。それが勝敗に結びついた試合になった」と肩を落とした。

 後半戦初戦を任されながら「この試合が後半の流れを決めると思ってかなり強い気持ちを持ってマウンドに上がったんですけど。今一つ自分の中で流れを持ち込むことができなかった。まだまだ何か自分の中でできたんじゃないかっていう投球だった」と悔しがった。