最下位に沈む中日だが地元・名古屋地区での視聴率は絶好調モードだ。6日の巨人戦が11・1%、7日の同カードも11・5%とデーゲームにもかかわらず2日連続で平均世帯視聴率が2桁を記録した。
いずれの試合も終盤8回に中日が決勝点を挙げるという竜党にはたまらない展開だったが、過去2年(2021、22年)、中日戦のデーゲームで2桁視聴率を記録した試合はゼロ。それが今季は4月15、16日の巨人戦(15日の平均世帯視聴率が10・5%、16日が10・8%)に続いてすでに4試合のデーゲームで2桁を記録。「大変高い数字でよかったです」と6日の試合を中継した東海テレビも手応えを感じている。
最下位にもかかわらず中日戦視聴率が好調なのは侍ジャパンが世界一となった3月のWBCフィーバーの影響もあると見られているが、それだけではない。地元の放送関係者は「立浪監督が横浜から移籍した細川選手やルーキーの福永選手ら若手を積極的に起用してチームを変えていこうとしていることが大きいのではないか」と分析。別のテレビ局関係者も「今季の中日は高橋宏斗投手、小笠原投手、石川昂選手、岡林選手、細川選手ら20代前半のメンバーが中心になってきている。新しい力が出てくるとワクワクしますからね」と立浪監督が積極的に進める若手起用がファンの期待感につながっているのではないかと見ている。
立浪監督と親しい関係者は「立浪監督の考えの前提にあるのは長年低迷が続いていたチームを根元から変えていこうということなんです。結果がなかなか出なくてもそこ(若手の登用)はぶれずに続けていくはずです」と断言。細川が打率3割1分5厘(打率6位)、今週中にも規定打席に達する見込みの福永が打率3割3分3厘と立浪監督の若手起用は実を結びつつある。ヤング竜が力を発揮して5月反攻となれば名古屋のドラゴンズ熱はさらに高まりそうだ。
(視聴率は名古屋地区、ビデオリサーチ調べ)












