BASARA23日の後楽園ホール大会で木高イサミ(41)とのシングルマッチに臨む新日本プロレスのSHO(33)が、身勝手すぎる制圧プランを掲げた。

 両者の因縁は今年3月「オールスタージュニアフェスティバル(ASJF)」のタッグ戦で勃発した。「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」の一員として新日マットを荒らしまわるSHOは同戦でも暴走し、敵味方関係なく悪行三昧を展開。自軍セコンドのラム会長(666)にまで手を上げて完全に孤立すると、レフェリーに暴行をはたらいて反則負けと一人で試合を台無しにした。

 敵地で組まれたシングルでの決着戦だがSHOは「そもそもASJFの本当のコンセプトはなんだったか知っとんのか? あれは力をつけすぎた俺に脅威を感じた高橋ヒロムを筆頭としたジュニアの連中が裏で結託して、俺の力をねじ伏せようという魂胆で開かれた大会やったんよ。それを知ってか知らずかイサミもそれに加担した1人やろ。許すわけにはいかねえからな」と何やら見当はずれな陰謀論を提唱。「現に試合ではいつのまにか1対4になっとったやろが。それが何よりの証拠や。じゃないとしたら俺と同じコーナーにいたヤツらに裏で賄賂でも渡しとったんやろ。とことん最低な野郎やな」と、自身の悪行を棚に上げて被害妄想を爆発させた。

 こうなるとSHOの妄言は止まらない。「リベンジしたい気持ちは分からんでもない。何しろ1対4なのに全員ボコボコにしてやったからな。俺は聖(ひじり)だ。いつでも相手になってやるよ。俺はこの体一つで乗り込んでやるけど、ひきょうなアイツらのことだから、また介入とかしてくるんやろうな」と記憶まで混濁している様子。「どうせならあの女とその守護霊(注・レスラーの怨霊)も連れてこいや。また返り討ちにしてやる。束になってかかってこようが結果は同じよ。正義は勝つんだよ。7・23は後楽園ホールという地が聖地として歴史に名を残す日になるやろうな。俺が悪者どもを成敗した場所としてな。そうなれば人々がこぞって俺のゆかりの地を巡礼するようになるやろうな。その歴史に名を残すことができるだけでもありがたいと思えや」と、好き勝手にのたまいつつラム会長たちにまで出頭を命じる始末だ。

 試合当日は新日本が「G1クライマックス」長野大会を開催するため、EVILをはじめとした拷問の館のセコンドによる介入は望めそうにない。しかしどこまでも唯我独尊な男は「G1の公式戦も20分1本勝負になったように、今の新日本ではスピーディーな試合が求められとんやろ。俺が手本を見せてやるよ。20分どころか1分も要らん。3・1の時と同じように秒殺やな」と大胆不敵。「BASARAだかDAKARAだかSANADAだか知らんけど、俺が秒殺して全員カバン持ちくらいにはしてやるよ。使えそうなやつやと思ったら俺のボディーガードくらいに昇格を考えてやってもええよ。BASARAって言うんやろ? どうせなら西北西を守らせてやるよ。俺は優しい聖やけんな! 団体をたたんで、まずは俺たちH.O.Tの雑用係からやり直すチャンスくらいは与えてやるよ」と、エースのイサミに勝利した上で、団体ごと拷問の館に引きずり込む青写真を明かしていた…。