元棒高跳び選手エレーナ・イシンバエワさん(41)はロシア軍の少佐の肩書を持ちながら、ロシアを強く非難するスペインに移住したとの報道があった上、4億6800万円もの不動産をスペインに蓄財していたことが発覚し、ロシアメディアからバッシングを受けている。
そんな中、ロシアのダゲスタン共和国にある「エレーナ・イシンバエワ・スタジアム」がすぐにも改名されるという。地元メディア「カフカス・リアリィ」が18日、報じた。
イシンバエワさんの父親はタゲスタン出身だったため、金メダルを二つ獲得したイシンバエワさんの功績を祝して、その名を冠したスタジアムが作られた。
しかし、ダゲスタンのセルゲイ・メリコフ首長はSNSで「スタジアムの名前を変更する必要がある。2017年にエレーナ・イシンバエワ・スタジアムと命名されたが、そもそもタゲスタン人の意見を考慮していなかった。ダゲスタン人自身が新しい名前を選ぶのが正しいだろう」と発表した。理由として、イシンバエワさんがスペインに移住したことと、自身を「平和の人」と称した発言だったとしている。
タゲスタン当局者も「エレーナ・イシンバエワに敬意を表して、彼女がロシアよりも好んだスペインに自身の名をつけたスタジアムを作ってもらいましょう」と付け加えた。
イシンバエワさんは金メダルを2回獲得した世界的アスリートである一方で、選手時代から親プーチン派としてスポーツ選手などからなる「プーチン・チーム」と呼ばれる社会活動を行ってきた。統一ロシア党のメンバーで、2015年5月にセルゲイ・ショイグ国防相からロシア軍少佐の階級を授与された。にもかかわらず、ロシアを最も強く非難しているスペインに移住および不動産を築いていたため、メディアからバッシングされている。












