新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」が15日の札幌大会で開幕。Bブロック公式戦で前年度覇者のオカダ・カズチカ(35)がグレート―O―カーンを下し、史上初の3連覇へ好発進した。

 オーカーンの凱旋初戦となった2020年11月大阪大会以来の一騎打ち。序盤からオーカーンの寝技に主導権を奪われたオカダは、大空スバル式羊殺しから大空スバル式羊殺し・マリンにつなげられるなど苦しい展開が続く。エリミネーターを切り抜けてショートレンジラリアートを狙ったが、カウンターの一本背負いを浴びてしまう。

 さらにFGOで投げ捨てられてしまったオカダだったが、これをカウント2で返すと、再度のエリミネーターも間一髪で阻止。TTD、王統流正拳突きをことごとく回避すると、一発逆転のレインメーカーで貫禄勝利を収めた。

 今年のG1は例年から試合時間が10分短縮され、20分1本勝負が採用されている。15分でオーカーンを料理したオカダは「これで時間の感覚っていうのも分かりましたし、ここからまた次の公式戦、しっかりと。引き分けだってするつもりもないから。今まで散々、長い試合をやってきたけど、もう必ず10分以内で結果を出してやろうと思います」と自信をのぞかせた。

 さらにオカダは「岡」というオーカーンとは無関係のはずの人物にアドバイス。「岡、頑張れよ。みんな(キャリアの近い選手が)Aブロックに行って、周りが優遇されたと思わずにね。敷かれたレールから外れたと思ったとしても、うらやむことなくしっかりとやっていけばいいんじゃない。一つアドバイスしてやるよ。内藤哲也みたいになるなよ!」と諭していた。