なでしこジャパンが14日、オーストラリア・ニュージーランド共催女子W杯(20日開幕)への壮行試合となる国際親善試合パナマ戦(ユアスタ)で5―0と快勝した。

 日本は3―4―3で臨み、新10番に決定したばかりのMF長野風花(リバプール)が守備的MF、1トップにはFW田中美南(INAC神戸)が起用された。

 前半から攻勢の日本は33分、MF長谷川唯(マンチェスター・シティー)が自陣からロングパスを送り、右サイドで抜け出したDF清水梨紗(ウェストハム)がダイレクトでシュート。相手GKの頭上を狙う技ありの一撃で先制に成功した。続く37分には、長谷川が田中からのスルーパスに絶妙なタイミングで抜け出して冷静にゴールに流し込み、追加点を奪った。

 後半に入ってもなでしこの勢いは止まらない。15分、左サイドを流れるようなパス回しから突破すると、中央で待ち受けたMF藤野あおば(日テレ東京V)が強烈なシュートを突き刺す。さらに17分には、長谷川がこの日自身2点目となるゴールでダメ押し。攻守に圧倒し、W杯前最後の試合を最高の形で終えた。

 池田太監督は「失点なく勝利に結びつけられてよかった」。本番に向けては「まだまだいろいろなことを向上できると思ってる」とさらなる成長を目指す。2011年ドイツ大会以来の世界一奪回へ視界良好だ。