今季も〝四死球病〟が足かせとなるのか…。巨人は13日の広島戦(東京ドーム)で延長11回の末に1―6で敗れ、2カード連続の負け越しを喫した。
最大の敗因は決定力を欠いた打線だ。再三の好機を生かせず、得点は犠飛による1点のみ。原辰徳監督(64)も「見ての通り」と渋い表情を浮かべたが、投手陣も肝心の場面で〝悪癖〟をのぞかせた。11回から登板した5番手のビーディが先頭打者の上本に2試合連続で死球。ここから大量5失点につながった。
与四死球の多さは近年のチームの大きな課題だ。今月こそ試合前までチーム防御率1・60だったが、四死球は1試合平均4個ペースと相変わらず。41死球は両リーグ最多で、229四球もリーグで2番目の多さだ。270四死球は当然リーグ最低の成績で、今季も改善は見られない。
昨季は現ファーム総監督の桑田投手チーフコーチが春季キャンプから制球力の改善に尽力したものの、四死球もチーム防御率もワーストに沈んだ。3年ぶりV奪回が「必達目標」とされる中で、チーム防御率3・46はセ5位。こうした状況に、球団OBからは「全員が四隅に投げられるに越したことはないが、現実問題としては難しい。制球がアバウトな投手に『キチッと投げろ』と言ったところで捕手が構えたところには投げられない。コースを4分割して高低、内外への投げ分けくらいにとどめてもいいのでは?」との声も上がる。
「4分割」すらもできなければ、もはやお手上げ状態となってしまいそうだが…。四死球からの失点はチームの士気もいっそう下げるだけに、早急に打開策が求められそうだ。












