新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」(15日、北海道で開幕)の優勝大討論会が11日に都内で開催された。

 この日のイベントには木谷高明オーナー、出場選手からグレート―O―カーン、スターダムのスターライト・キッド、声優の相羽あいなが参加。出場32選手が4ブロックに分かれ、上位2選手が決勝トーナメントに進出する今大会を占った。

 そんななか、新世代が集結し最注目のAブロックの話題になると、オーカーンが木谷オーナーに噛みついた。G1開幕を前に団体は海野翔太、成田蓮、辻陽太の3選手の呼称を「令和闘魂三銃士」と命名。しかし当の本人たちは揃って拒絶するという珍現象が起きている。

木谷オーナーに噛みついたオーカーン
木谷オーナーに噛みついたオーカーン

 この状況にオーカーンは「本人たちに確認してなかったのか?」とツッコミ。すると木谷オーナーは「ユニットではなく、ある意味、呼称ですからね。正直、僕がそう付けろと言ったんですけど」と自身が発案者であることを明かした。同呼称に関しては圧倒的に否定的な声が多いが「最初は賛否だったら6割は否だったんですけど、4割くらいは面白いじゃんみたいなのがあったんですよ。だんだんそれが否ばっかりになって、そういう空気が作られちゃうんだよね」と説明した。

 その上で木谷オーナーは「その中で海野選手がコメントしたときに『海野選手のことはよく分からないけど、彼はすごくちゃんとしたことを言ってるので信頼できる』というツイートがあって。まさにこれなんですよ。『よく知らない』って言ってるじゃないですか。知らない人に分かってもらうためにやったんですよ」と命名の意図を説明。「元祖三銃士を超えてほしい期待感ももちろんありますけど。3人でくくったりすると『あと一人誰だっけ』と必ずなるんです。3人の知名度が相互作用で上がってくる。もっと言っちゃうと、元祖三銃士って誰だっけって話になって、会話が弾んで相互作用で知名度がどんどん上がる。結果的には大きな話題ができたかなと思ってます」と主張した。

 しかし自身も新世代だと言い張るオーカーンは「話題を提供するなら、なんであの3人だけなんだよ。あの3人だけを特別扱いしているようにしか見えないな。余には期待してないのか?」と、食い下がる。なんだか少し女々しい支配者に対し木谷オーナーは「期待しているからここに呼んだんじゃない。レスラーはすぐ会社に不信感って言うとそれがウケるからまったくもう…。そうじゃないと思っている人(令和闘魂三銃士の肯定派)も3割4割いるんですよ」と応戦した。

 互いに主張は平行線が続いたが、オーカーンは「あの3人はまだまだひよっこだから、会社が後押ししてやったんだな」とだいぶ都合よく解釈することで自己完結。「本音で言えばアイツらとバチバチやりたかった。アイツらと一番肌を合わせたいし、言葉を交わしたかった。そこから外されたのが不満だな」と、AブロックではなくBブロックにエントリーされたことには最後まで納得がいかない様子だった。