GLEAT1日の東京ドームシティホール大会でのLIDET UWF世界王座戦で、フジタ・Jr・ハヤト(36)が伊藤貴則(29)を破り王座奪取に成功した。

 体格で劣るフジタは序盤から伊藤のパワーに押され、場外に転落しダウンするなど苦しい展開を強いられた。終盤の打撃戦ではハイキックで側頭部を打ち抜かれてダウンを喫するなどピンチの連続だ。だが組み付いてからバックを取り、腕十字、三角絞めへと移行することに成功。抱え上げられると体勢を入れ替えてアンクルロックを取り、逃げようとする相手をフロントネックロックでとらえて絞め落とし逆転勝利を手にした。

 多彩なサブミッションで2代目王者となったフジタは「空気読めよって思っている方々、本当に申し訳ありません」とニヤリ。2018年11月に脊髄腫瘍髄内腫瘍上衣腫によるガンであることを公表し、22年に5年ぶりに復帰したフジタは「まだガンの闘病をしながら戦っていて。そんな状態でも頑張っていれば、5年休んだって王者になれたりするので」と力強く話す。そして「GLEATにもやりたい選手がいっぱいいます。こんな俺ですけど、せっかくGLEATのベルトを持ったので面白くしていくので。俺について来い」と話し、拍手を浴びた。