西武・外崎修汰内野手(30)が28日の日本ハム戦(沖縄)の8回、殊勲の決勝適時打を放ち2―0の勝利に貢献した。

 試合後の外崎は「はいさ~い! 本当に熱い応援ありがとうございました。力になりました」とスタンドの沖縄ファンに感謝。「与座がいいリズムで投げてくれてました。(試合前の円陣では)与座が投げるんで何とか勝ちをつけてあげようという話をしてました。ボク、地元が青森なんですけど、青森と比べると(沖縄は)暖かくて食べ物もおいしく、沖縄そば、島らっきょ大好きです!」とスタンドのファンにあふれる沖縄愛をアピールしていた。

 沖縄出身の主砲・山川穂高内野手(31)が一連の騒動で不在となった沖縄凱旋試合。その試合で富士大の1学年後輩の外崎が2試合連続先制打を放ち気を吐いた。

 大学時代はともにキャプテンを務めた。外崎は常々、1学年上の主将について「山川さんは言葉で引っ張っていくキャプテンだった。話がうまく、なるほどなという言葉の力でチームをまとめていた。ボクは口下手なので、同期の副キャプテンに話は任せて、後ろでうなずいているタイプでした」と謙遜しながら、山川への敬意を示していたもの。

 しかし、2018年に沖縄県人初となるパ・リーグMVPに輝き、那覇市民栄誉賞を受賞した山川は、5月23日に知人女性への強制性交の疑いで警視庁麻布署から書類送検され、現在は三軍で検察の判断を待つ状況が続いている。

 そして、その山川が昨年、フリップ芸を駆使して盛り上げた球宴にこの日、外崎は二遊間を組む名コンビ・源田とともに2018年以来、2度目となるファン投票選出が決まった。

 青森出身の外崎にとっては大学時代から、常にその背中を追いかけてきた山川が自らが引き起こしたスキャンダルでいない中、その地元である沖縄・那覇で存在感を示した。今はチームの副主将として主将・源田を支え山川不在の穴を埋めている。