ラオウが〝激走〟ランニング本塁打を放った。28日のロッテ戦(京セラドーム)の7回、無死一、三塁から杉本裕太郎外野手(32)がフルカウントから小島のチェンジアップを叩くと、打球は左翼フェンスを直撃。クッションボールが転々とする間に2者が生還し、杉本も大きな体を揺らして本塁まで滑り込み、11号ランニング3ランとなった。ベンチでは大騒ぎのナインの前でお決まりの昇天ポーズを決めた。

 7勝目を上げた山下、2点適時打のゴンザレスとともにお立ち台に上がった杉本は「1周回ってしんどかったんで次は柵の向こうに打てるように頑張ります。自分は足が速いと思っていたんで本塁までいくつもりだった。まさかランニングホームランで昇天ポーズをする日が来るとは思いませんでした」とスタンドを笑わせた。

 日ごろから全力疾走を心掛け「抜かずに走ってよかった」と汗を拭ったラオウは「全力で返ってきたんで誰かのタイムリーで返ってきた感覚。(昇天ポーズは)やらな、と思ってとっさに思い出した」という。

 チームはこの回に6連打を浴びせるなど打者一巡の猛攻で一挙6点。10―0と大勝し、3連勝で首位をキープしている。