エンゼルスは大谷翔平投手(28)をどうするべきなのか。アナリストのボー・ポーター氏(50)は26日(日本時間27日)にMLBネットワークの番組「MLBナウ」にゲスト出演して衝撃発言した。アストロズでの監督経験を踏まえ、自分なら昨シーズン中に大谷をトレードしていたと断言し、エンゼルスの組織運営をバッサリ切ったのだ。

「自分だったら、昨シーズン中に大谷をトレードに出した。私は球界の中でも特に腕が立つことで知られていた(アストロズの元GM)ジェフ・ルーノウに『全ての感情を取り除かなければならない』と教わった。それは非常に難しいことだが(勝つためには)とにかく野球以外の感情をまず取り除く必要がある。エンゼルスを見た時の最大の問題点は、彼らがチームの状況を受け入れられていないところにある」

 ポーター氏はア・リーグ注目チームの最終勝敗予想のグラフを提示し、エンゼルスは現在のペースでは86勝76敗で10チーム中7位のため、今のままではポストシーズンに進めないとの厳しい現状を突きつけた。

「組織を良くするには選手を使い果たす必要があるが、そう簡単にはいかない。皆、エモーショナルだから『最高の選手なんだからトレードしてはならないだろう』と感情が入ってしまう」

 同氏はトラウト、レンドン、大谷というエンゼルスの主力3人が健康でラインアップにいる時の勝率がわずかに59勝62敗という事実を挙げ、「昨シーズン、FA権を獲得予定だったアーロン・ジャッジがいたヤンキースは、チャンピオンシップ圏内にいたためトレードする必要がなかったが、エンゼルスは(圏内に)いない」とビッグネーム放出の必要性を訴えた。

 司会を務めたブライアン・ケニー氏は、エンゼルスが人気球団であることも指摘。「大谷は観客を呼べる。人が集まらない球団ならまだしも、ファンが集まる球団には(ビッグネームを切り離すことは)難しい」と付け加えた。エンゼルスはシーズン中の大谷のトレードを否定している。ここからチームが急失速して方針を見直すことになるのか。日米のファンが注目している。