〝失言王〟といわれるバイデン大統領(80)がまた失言した。「2020年までに米国管轄下にある土地と水域の30%を保全する」と宣言したが、20年は大統領就任前だった。FOXニュースが19日、報じた。

 バイデン氏が19日、民主党のギャビン・ニューサム知事と共に、カリフォルニア州パロアルトのルーシー・エヴァンズ自然教育センターを訪問した時のことだ。「最も重要なことは、私が約束したことだ。2020年までに米国が管轄するすべての土地と水域の30%を保全し、同時に排出量を削減して気候への影響を軽減する」と宣言した。バイデン氏は21年に大統領に就任した。

 ホワイトハウスが3月に発表した資料によると、土地などの保全は「30年までに」となっている。

 失言といえば、16日、コネティカット州で開催された銃規制法案をめぐるサミットで「女王陛下万歳!」と言いだしたが、現在の英国の君主はチャールズ国王だ。エリザベス女王は昨年9月に亡くなっている。

 バイデン氏は5月の日米首脳会談では岸田文雄首相を「岸田大統領」と言い間違えた。4月にはアイルランドのパブで、ラグビーのアイルランド代表がニュージーランド代表のオールブラックスに勝ったことを「ブラック・アンド・タンズに勝った」と言い間違えたが、これはアイルランド独立戦争時に戦争犯罪を行った英国の治安部隊で、アイルランドでは強く嫌悪されているという。他にもカナダをチャイナと言い間違えたり、たびたび孫の人数や議員の名前を言い間違えたりすることから〝失言王〟や〝失言製造機〟などと呼ばれている。