【山口敏太郎オカルト評論家のUMA図鑑#522】南米ガイアナ共和国で男性が、「飼い犬が謎の怪物の犠牲になり、目の前で殺された」と主張して騒動になっている。
この奇妙な事件は6月3日の夕方、スティーブン・ダンバー・アムステルダム氏が愛犬と散歩していた時に起こった。歩いていると、突然「大きな黒い怪物」が現れ、彼を襲おうとしてきた。しかし、愛犬はアムステルダム氏と肉食獣との間に割って入り、殺されてしまった。だが、奇妙なことに、アムステルダム氏はその場に居合わせたにもかかわらず、飼い犬を殺した生物が何なのか分からなかったという。
ちなみに問題の生物は野生動物とは思えない動きを見せていたようだ。アムステルダム氏によれば、もし飼い犬を襲ったのが一般的なクロヒョウだったのであれば、ヒョウは獲物エの犬をくわえて去っていくはずだが、今回は犬を故意的に見逃していたように見えたとのこと。「自分が遭遇したものが超常的な存在であった可能性も捨てきれない」との見解を示している。
彼は事件を振り返り、「クロヒョウなのか、カナイマなのか、悪霊なのかは分からない。いずれにせよ、私の命を救ってくれた神と愛犬に感謝している」と話している。
「カナイマ」とは、ガイアナに伝わる怪物で、人に取りついて凶暴な怪物に変えり、殺人衝動を植え付けたりするとされている。妖怪のような存在だ。特定の薬物を服用したり、特定の魔法の儀式を行ったりすることで、カナイマを自分自身の中に招き入れることもできると言われており、復讐心にかられた人が実行したという記録もあるそうだ。北米大陸のネーティブアメリカンの伝説に登場するスキンウオーカーが近いと言えるかもしれない。
なお、アムステルダム氏が自身の体験をSNSで語ったところ、多くの人から襲撃の起きた地域には「狼男」ないしはカナイマ同様の悪霊が住んでいるという証言が得られたそう。
果たして、彼らを襲撃したのは伝説のカナイマなのか。続報が気になるところだ。













