新日本プロレス14日の埼玉・久喜大会で、「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」の辻陽太(29)が頂点取りへの決意を新たにした。

 辻は海外武者修行の凱旋帰国初戦となった4日大阪城大会でIWGP世界王者・SANADAに挑戦。敗れはしたものの底知れぬ潜在能力を証明し特大のインパクトを残していた。

 この日の大会では内藤哲也、鷹木信悟、高橋ヒロム、BUSHIと組んで「Just 5 Guys」のSANADA、タイチ、金丸義信、DOUKI、TAKAみちのく組と対戦。日に日に向上するLIJメンバーとの連係で試合の主導権を握ると、終盤にはTAKAを孤立させ攻勢に。カーブ・ストンプから豪快なスピアーを突き刺して3カウントを奪ってみせた。

 試合後のリング上では退場するSANADAを呼び止め「認めるよ。俺は大阪城でアンタに負けた。でもそれは始まりだ」と再挑戦を予告。さらには「久しぶりだな、久喜。俺のこと覚えてるか? 最初ここに来たときは上村(優也)とシングルマッチして引き分けだった。その次はランス・アーチャーにボコボコにされたっけな。だがいまLIJの一員として、頼もしい仲間たちと戦っている。次に来るときはSANADAの持っている最高峰のベルトをこの腰に巻いて帰って来よう。覚悟はいいか! 俺が新日本プロレス、そしてここ久喜を盛り上げてやるよ」と、地方活性化の公約まで打ち立てた。

 初出場となる「G1クライマックス」(15日、札幌で開幕)ではAブロックにエントリー。同組には海野翔太、成田蓮、ノア・清宮海斗ら新世代が集結し注目を集めている。初戦(15日、札幌)で清宮と激突する辻は「G1クライマックス33、7月15日開幕戦北海きたえ~る。最初の公式戦は緑の小僧。札幌の主役もいただきます! Presented by green boy」と、あえて対戦相手の言葉を引用して宣戦布告していた。