いよいよ完全復調か。ソフトバンク・近藤健介外野手(29)が7日のDeNA戦(ペイペイ)で3打数3安打1打点の活躍で、チームの4―0の快勝に貢献した。
一時は2割3分2厘まで落ち込んだ打率も2割6分6厘まで持ち直し、得点圏打率は4割ジャストでパ・リーグトップに浮上。「結果が出ているのはいいところ。一番は打ち損じが減ってきた。振ってファウル、空振りじゃなくて、前に飛んでいるというのはヒット、凡打に関係なく、そこが一番いいところ」と手応えを口にした。
交流戦に入って30打数13安打で打率4割3分3厘。この日は技ありの左前打2本に、左中間フェンス直撃の適時二塁打と逆方向へしっかりコンタクトした打球が印象的だった。
試合前、近藤が「師」と仰ぐ長谷川打撃コーチは相手左腕・石田攻略のポイントを語る中で警戒感を示していた。「きのう今永投手に各打者が厳しい攻めをされていた。影響されないように切り替えていくことが大事。ストライクゾーンを広げられないように」。相手エース左腕・今永と対した6日は、特に左打者がシュートを多投された。今永が普段セ・リーグの打者相手には見せない厳しい内角攻めによる〝残像〟が気がかりだった。「振りたくない球まで振らないように。自分の打つゾーンを明確にして打つことが大事」(長谷川コーチ)。近藤は第1打席で3球目、第2打席で初球を仕留め、まさに手本のような打撃で攻略の糸口をつくって打線をけん引した。
チームはオリックスと並んで交流戦首位に浮上した。打線の核として期待される近藤の復調で戦いに安定感が増すことは間違いない。












