卓球の世界選手権(ダーバン)で、2つのメダルを獲得した早田ひな(22=日本生命)が31日、都内で行われた帰国会見に出席した。

 早田は女子シングルスで、日本勢6年ぶりとなる銅メダルを獲得。張本智和(19=智和企画)とのペアで臨んだ混合ダブルスでも銀メダルを獲得した。

 大会を終え、「3種目でのメダル獲得が目標だった。(伊藤美誠との)女子ダブルスでは準々決勝で負けてダメだったけど、混合ダブルスでは最低限、そして女子シングルスでは目標としていた〝最低でもベスト4〟を達成できた」と振り返った。

 しかし、悔しさも残ったようで「もちろんうれしい気持ちはあるけど、先にまだ上がいるという現実を突きつけられた。これからさらに上を目指すために、やらなきゃいけないことはたくさんあると思った」と前を向いた。

 来年の世界卓球団体戦、そしてパリ五輪に向け大事な試合が続くが、「選考レースがし烈で、自分も出場できるかわからない。中国ペアに勝った韓国ペアがいたり、中国以外にも力をつけている選手がいる」。

 その上で今後に向けて「自分の一番の強みは対策のできない地力があるところ。その地力をさらに上げて、中国人選手みたいに引き出しを増やして、世界卓球団体戦、その先の五輪で戦っていきたい」と力強く意気込んだ。