完敗だった。広島は30日、交流戦開幕のオリックス戦(京セラドーム)に0―4で今季6度目の零封負け。相手先発・山本由伸(24)に手も足も出なかった。8回までに2安打で、三塁すら踏めず。連勝は3でストップした。

 山本は今年ここまで6試合での被打率が右打者(3割1分9厘)、左打者(1割6分4厘)。しかし、広島は1番・菊池を除いて8人の左打者を並べた。新井監督は「数字ありきじゃなしに、自分の打者の状態を見てスタメンを決めた」と説明した。

 昨年、山本と対戦した時は7回までに3安打し2得点をあげた。そのうちの1安打が二塁打した主砲・マクブルームだったが、先発から外した。これについて指揮官は「ここ数試合の打席での内容を見て、自分が判断した」と語るにとどめた。

 相手チームではなく、自チームのベストメンバーを選んだのかとの問いに、新井監督は「(山本に)右打者が数字的にいいのはわかっているし、その中でも自分の打者の状態、数試合の内容を見てラインアップを決めた」と答えた。

 対オリックスは2018年から13連敗(20年はコロナ禍で中止)。広島はその翌年の19年から交流戦は3季連続で最下位に沈んでいる。指揮官は「球界を代表する投手にいい投球をされると、なかなか打てるもんじゃない」と肩を落とした。