オリックスのエース・山本由伸投手(24)がカープ打線を封じ込めた。

 30日の広島戦(京セラドーム)で交流戦2度目の開幕投手となった山本は、150キロ台中盤のストレートとカーブ、フォークを自在に操り、付け入るスキを与えない。初回の二死走者なしから3番・秋山を空振り三振に仕留めると、回をまたいで4者連続三振。5回に2点の援護をもらい、8回を2安打無失点、無四球8奪三振に抑える完ぺきな内容で4勝目をマークした。

「初戦でカード頭を『絶対に勝つ』というつもりで準備した。試合が久々だったので、いつもより丁寧に初回から入ったのがよかった。力みなく、いいバランスで投球ができた。3、4回くらいから感覚が安定し、流れがよかった。初めての対戦で相手の反応を見てしっかり対応して投げられた」

 フォーム改造した今季はバットに当てられるケースも目立ち、思うように白星がつかなかった。前回20日の日本ハム戦は発熱で登板を回避し、登録抹消。「土曜(20日)は休んで日曜から体を動かした」。舞洲の二軍施設で時間をかけて調整し、中16日で迎えた舞台で〝無双復活〟を印象づける投球を披露した。

 チームは交流戦初戦を4―0と快勝し、広島には2018年から13連勝。首位ロッテ追撃にエースが勢いをつけた。