全日本プロレスのアジアタッグ王座を管轄するPWFのドリー・ファンク・ジュニア会長(82)が22日、腹部大動脈瘤(りゅう)で手術した邪道・大仁田厚(65)の全日マット復帰戦をタイトルマッチにすると発表した。
大仁田の手術が決まった際にドリー会長は、大仁田がヨシタツと保持するアジアタッグ王座の返上を勧告。だが、大仁田からは拒否された。
9日に手術した大仁田は16日に退院したが、ドリー会長によると「驚異的な回復でトレーニングを始めたので、アジアタッグ王座は返上しない。いや、絶対に返上したくない」と連絡がきたという。
これに対して「無理しなくていい。命は大切だし、また機会はめぐってくる」と再度説得を試みたものの、大仁田の返事は「ノー」だった。
ドリー会長は悩んだ末に、大仁田の意向を受け入れることを決意。「ミスター大仁田はプロレスに命をかけています。常のファンの皆さまを第一に考え、プロレス界の発展に情熱を燃やしています。私がやめろと言っても必ずやるでしょう。彼にもテキサスブロンコの血が流れているのです」
大仁田は6月11日の郡山大会(ビッグパレットふくしま)への参戦が発表されており、ドリー会長は「6・11郡山にてアジアタッグ防衛戦でのレスリング復帰を認めます。挑戦者チームはまだ未定ですが、とにかくミスター大仁田の復帰を見守ります」とした。
「以下の言葉をミスター大仁田厚に伝えたい。never quit(決してあきらめないで)、never quit、never quit。ミスター大仁田、頑張ってください。私はあなたを応援します」
体調を気遣いながら、いきなりタイトル戦を組むドリー会長も鬼だが、邪道の全日復帰戦はアジアタッグのV3戦になることが決まった。












