米球界帰りの右腕の一軍デビューはいつになるか。ソフトバンク・有原航平投手(30)のファーム調整が続いている。
有原は2019年に15勝を挙げるなど、日本ハムに在籍した6年で通算60勝の実績を誇る。2020年オフに米・レンジャーズに移籍。右肩手術もありメジャーでは通算3勝止まりに終わったが、エース・千賀が不在となるソフトバンクが柱候補として獲得した。ここまで二軍で5試合に登板して2勝、防御率2・70の成績となっている。
近々で言えば14日のオリックス戦(京セラ)が候補日だった。ただ、直近登板を比較した首脳陣の判断で、同じく二軍調整を続けていた新戦力・ガンケルが初登板することになった。有原に関しては直球が戻りつつあるものの、最後の詰めの部分が〝あと一歩〟として見送られた。
斎藤学投手コーチは「上がりつつあるのは分かっている。本人も、もう少しだと思っていると思う。ベテランなのでこっち(一軍)に来たら、ちゃんと投げられるんじゃないかという思いもあるが、ほかの(先発候補の)投手もたくさんいる。月末の交流戦から6連戦が始まるので、有原に入ってきてくれたらという思いはある」と説明した。
実績でいえばオープン戦の成績も度外視で開幕ローテに入っていてもおかしくはない。ある意味で先発候補の豊富なソフトバンクならではだが、裏を返せばじっくりと日本球界復帰に向けた調整ができていることにもなる。メジャーからの復帰組が再アジャストに苦戦し、スタートでつまずいた例も少なくない。
二軍スタートの先発陣では、まずは武田が昇格し、森が続いた。ようやく二軍戦4試合で3勝1敗、防御率1・48をマークしているガンケルに出番が回ってきた。現在、現状のチョイスで状態が上がってくることを待たれている有原だが、満を持しての昇格で救世主となれるか――。












