東京女子プロレスのプリンセス・オブ・プリンセス選手権(5日、東京・後楽園ホール)は、王者の瑞希(28)が米国のソーヤー・レックを退け2度目の防衛に成功した。

 序盤から188センチの長身を誇るソーヤーに果敢に立ち向かうも、157センチの王者はショルダータックルで吹き飛ばされそのまま場外へ。客席に投げ飛ばされてしまった。その後も挑戦者のパワーファイトに苦戦。得意のダイビングフットスタンプで一矢を報いるも、サイドバスターを食らいピンチを迎えた。

 それでも立ち上がった王者は意地のローリングエルボーを命中させ流れを一気に引き寄せる。これで勝利を確信した表情を浮かべると、ふらつくソーヤーに投げっぱなしのキューティースペシャル(変型ブロックバスターホールド)を炸裂。さらにダイビングフットスタンプで相手の動きを止めると、最後はキューティースペシャルでトドメを刺し逆転の3カウントを奪った。

 試合後、マイクを持った瑞希は「守ったぞー! こんなにも背が大きくてパワフルな選手、初めてやった。でも、そんなソーヤーに勝てたってことは、ソーヤーより強かったってこと。まだまだこのベルトを防衛していくので、皆さんついてきてください」と笑顔を見せた。

 すると伊藤麻希がリングに登場し「伊藤がプリンセス・オブ・プリンセス王座に挑戦するためにやってきたぞ!」と絶叫した。

 突然の挑戦表明に対し、王者は「私も伊藤ちゃんと戦えることがすごくうれしいので、7月の大田区(7月9日、東京・大田区総合体育館)でこのベルトをかけてやりましょう」と受諾。

「伊藤ちゃんには(2021年の東京プリンセスカップ)トーナメントで負けてから『絶対勝ちたい。この人には負けたくない』って思ってた。まだまだベルトを守って、皆さん暑い夏を一緒に迎えましょう」と会場に集まった観客に呼びかけた。

 プリンセスタッグ王座も保持する2冠王者が、東京女子マットに旋風を巻き起こす。