巨人・原辰徳監督(64)が30日の広島戦(東京ドーム)で先発した新助っ人、タイラー・ビーディ投手(29)を4回途中で降板させた。

 またしても初回から主導権を手放した。この日は二死一、三塁のピンチを招くと、松山の適時内野安打で1点を献上。すぐに1―1の同点に追いついてもらったが、2回には上本に左翼ポール際へのソロアーチを浴び、あっさりと勝ち越しを許してしまった。

 さらに、1―2の3回も秋山に甘く入った変化球をバックスクリーン左へ叩き込まれる始末。金曜日のローテで回っていたが、調整期間を設けたこの日は中8日での登板だった。それでも、ことごとくとらえられ、毎回の8安打。4回二死満塁のピンチをつくったところで、原監督はたまらず交代を告げた。2番手で登板した代木は西川に左前へ2点適時打を許し、ビーディは5失点KOとなった。

 右腕は新助っ人としては異例の開幕投手も務めたが、結果を残せず5試合で未勝利。しかも5戦すべてで先制点を失い、初回に失点するのはこれで4度目だ。もう1試合でも2回に先制されており、序盤で相手を勢いづかせる投球が続いている。来日初勝利を目指し「楽しんで勝ちたい」と臨んだマウンドはまたも苦いものとなった。